牽牛子記

What's the story, Morning Glory?

ハレがケ

そんながんばらなくてもいいのに、なんて言えるものではない。 

日曜日に研究室にいるのはドクターだけでいいんだよ。なんで今日も8人もいるんだよ。学部生はもうちょっとくらい遊んでいいよ。 

誰が呼んだか、研究室に泊まることを「ラボホテル」というのだと。ホテル・プロパルジョンにはちゃんとベッドもあればシャワーもある。でもラボホテルはオトナの空間。B4・M1のボクたちにはまだ早いのよ。 

閑話休題。 

ブツクサ言いながら研究して、ときどきラーメン食べにでかけて、みんなようわからん時間に寝て、ようわからん時間に起き上がって研究しだして・・・。境なく連綿と接続された何十時間もの週末。 

ああ、そういえばこの空気はいつか吸った。天文同好会の十一月祭だ。KSEの模擬衛星製作合宿だ。サイエンスキャンプ同窓会のモデルロケット合宿だ。 

そうか、かつてのお祭りが今の日常なのか。研究は辛い? なんの、僕が記憶するお祭りは一定量の辛さも内包していた。だからそれも含めてお祭りだ。祭りは好きだ。いいんじゃない? 

明日はみんな吉田に向かい、推進研にリズムが戻る。それもまたよかろう。お祭りだけでは生きていけない。

と感じた、深夜のテンション。